空気穴

“ 自我 ”  “ 心(精神) ”   “ 魂 (本質)”


何かのきっかけによって

貴方が

辺り一面真っ暗のヘドロのような底なし沼に突き落とされた時、


“ 自我 ” “ 心(精神)” “魂(本質)”


これらは全てどろどろに混ざり合う。


鬱からの本当の意味での脱出とは


それまでの古い自我を殺し(脱皮し)

次の新しい自我

(新しい自我とは、

これは必ずしも自分で決めた理想の自分というわけではない。

どんな新自我か、それを決めつけず、あるがままの変容した身体を見る、というのがとても大切である)

を生きるということなのだけれども


“ 自我 ” と “心(精神) ” と “魂(本質)”


これらが混ざり合ってしまっていると

自我とその他の区別が出来ず

その“古い自我の死”に

心も魂も巻き込まれてしまう。


結果、

自殺という行為に及んでしまう。


死ぬのは本当は古い自我だけでいいのに、

古い自我＝自分自身

と誤認してしまう。


苦しくて息も出来ず、この世に救いの道を見出せない時、

“ 自我 ” と “ 心(精神)” と “ 魂 (本質)”

この３つを意識して分けてみる。


苦しくて息も出来ないともがいている時、

そんな余裕はないかもしれない。

けれども

息が出来ないとただがむしゃらに足掻くのではなく

チョットの意識でのその行為が

貴方を救う

ぽっかり空いた空気穴となるのです。