心の質的変容へ(3)

自我は“自分で”やろうとする。

“自分が”全てを出来ると思っている。

やらなければと思っている。


けれどもそれこそ大いなる幻想。


自我は

自分を包み込む遥か大きな存在を体感した時、

自分が求め続けていたものが本当の意味ではこの生の世界には存在しないと知った時、

身の丈を知るのです。


“自我が必要ない”わけではない。

“ない”わけではないが

自我は、己には己の役割があり、そして、その役割以上の事をしようとしない、という事を知る。


その役割とは、


奥に鎮座する『本質』からのエネルギーを邪魔せず

己は透明な一枚の硝子板となってソレを透過させ

そして身体へと伝達させる事。


心の質的変容には幾つもの段階があり、その経過も人によって様々。

そしてこれは、厳密には“変容”ではない。

“変容”に見えるだけで

実は無駄を取り除き本質に戻っていく、よりシンプルになっていくだけ。


心の質的変容とは、

『自我がより己を知り謙虚になっていく』

という事。

己を知り謙虚になり、

『自身の本来の役割を認めて尊重する』

という事。

そして

『奥に鎮座する本当の自分(本質)にその身体を明け渡す』

という事。


これをもしかしたら世間では

「自我を手放す」

というのかもしれません。

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